タンパク質と聞いてイメージするものはありますか?

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どうも、食育アドバイザーのRyokoです♡
今回のタイトル画像、どうですか??w

昔、体調が悪い時にお医者さんが「タンパク質を摂ってくださいね〜」と言っていたんです。
その時に「タンパク質」って、どんな食材に入ってるんだろう?と考えてググったことがあります。w

はい、ということで、今回は「タンパク質」と聞いて、皆さんはどんな食材をイメージするのかな?と、そして、そのタンパク質が、体の中でどんな作用をしているか、どれだけ大事なのか、というお話をしていきたいと思います。

タンパク質について

まず、「タンパク質」は、5大栄養素〝脂質〟〝糖質〟〝ビタミン〟〝ミネラル〟〝タンパク質〟の中の一つであるほど、重要な栄養素です。

そして、体重の約1/5を占める主要な成分なのです。

また、食品に含まれるタンパク質は「アミノ酸」に分解されます。

分解されたアミノ酸から、体に必要なタンパク質へと再形成されます。

と、ここまでは、ちょっと硬めの説明です。

タンパク質は、身体を作る「材料」

例えば、身体をいう「家」を建てると想像してみてください。
その時に必要なのは、家を建てる「職人」、「道具」、「材料」が必要ですよね?

イメージできましたか?w

「職人」「道具」「材料」を簡単に説明しますね。

・「職人」→酵素
・「道具」→ビタミン・ミネラル
・「材料」→タンパク質・炭水化物・脂肪

丈夫な家を建てるには、丈夫な材料が必要です。
ということは、丈夫な身体を作るには「良質なタンパク質」が必要なんです。

タンパク質の種類

ではここで、タンパク質の種類を簡単に説明しますね!?
タンパク質は「動物性タンパク質」「植物性タンパク質」と2つに分けることができます。

動物性タンパク質

肉類、魚介類、卵、乳製品に含まれる、動物由来のタンパク質

植物性タンパク質

米、小麦、大豆、野菜、果物に含まれる、植物由来のタンパク質

どちらのタンパク質にも「必須アミノ酸(9種類)」という、体内で生成できない、外部(口)からの摂取が必要な栄養素がそれぞれ様々に入っています。
なので、どれか一つだけ摂取するというよりは、全てをバランス良く摂取することが推奨されています。

とはいえ、「ビーガン」という、動物性の食材を摂取しない方々もいらっしゃいますので、あくまでも私の考えとしてお聞きいただければと思います。

タンパク質の使い道

身体を作る材料であるタンパク質。
その使われ方には順番(優先順位)があるんです。

これは「命の維持に必要な順番」に使われていきます。
その順番を説明すると……

1、内臓・血液
2、細胞修復
3、ホルモン・脳内物質など
4、骨
5、筋肉
6、粘膜・
皮膚・爪・髪の毛など

そして、この使い道というのは全て、「消化」の後に使われるということ。
なので、どれだけ「良質なタンパク質」を摂取しても、添加物など消化に栄養素を沢山使う食品を摂取していると、身体という家を建てる材料になるタンパク質の量は減少していくことになります。

よく、筋肉を生成するのにタンパク質が必要と言われていますよね!?
筋トレをされる方や、アスリートの方は、積極的にタンパク質を摂っています。

なぜお医者さんに「タンパク質」を摂ってくださいと言われたのか。

冒頭でお話したように、体調が悪い時に、お医者さんに「タンパク質を摂ってくださいね〜」と言われたのか。
それは、この「命の維持に必要な順番」で、タンパク質は使われているからなんですね。
体調が悪い時、内臓は弱っているかもしれない。血液はドロドロかもしれない。細胞が弱っているかもしれない。そうイメージをすると、お医者さんの仰った一言を理解することができます。

しかし、なかなか「タンパク質を摂ってくださいね〜」だけでは、理解するのは難しかったです。
身体の仕組みや、こういった「どうしてそうなのか」ということ、食育のことを学んだ今だからこそ納得できる一言でした。

爪に縦じわが増えたという相談を受けて

以前、爪に縦じわが増えたという相談を受けたことがあります。
その時「カルシウムが足りてないのかしら〜?」と仰られていたのですが
上記でお話しているように、爪は「タンパク質」で形成されているんです。

ネイルケア用品で爪にカルシウムを塗るようなタイプのものが販売されていましたが、爪の構造や成分をご存知の方でしたら、カルシウムではなく「タンパク質配合」のものを購入されるはずなんです。

しかし、爪というのは硬く、イメージとしてはカルシウムで出来ているように思われがちなんです。

また、他のケースでは、大豆(食物性タンパク質)を主成分とする「豆腐」を意識的に摂るようになってから爪の縦じわが薄くなったという体験談も伺いました。

踵(かかと)がガサガサで割れているんです。という相談も

踵についても爪と同じで、皮膚もタンパク質で形成されています。
しかし、踵というのは末端。
タンパク質が行き渡るには、なかなか遠い。

身体という家を建てる職人さんとしては、なかなか材料が届かない!という場所なんです。
なので、体内で必要なタンパク質の量が供給されていば、職人さんがせっせと踵の皮膚を作り、ガサガサで割れてしまう。ということは軽減されるんです。

髪の毛も、同様です。
なので、最近は「アミノ酸配合」と書かれたヘアケア製品が販売されているんです。
アミノ酸=タンパク質。ですので。

目に見える場所は、材料がなかなか届かない場所

こうして、爪や踵、髪の毛と例にあげた箇所は、命の維持に必要な優先順位では低い箇所なんです。
しかし、目に見てすぐ分かるところ。

今、ご自身のボディーチェックをされた時、爪や皮膚、髪の毛の状態はいかがですか?
もし、以前より元気の無さを感じるのであれば、タンパク質という材料が届いていないのかもしれませんね。

また、私のようにアトピーであったり、皮膚疾患がある方は、もちろん、このタンパク質に注目して食事を摂ると、肌質改善のサポートになります。

スーパーフードは良質なタンパク質が豊富

私がスーパーフードに着目したのは、「良質な植物性タンパク質」が豊富に含まれているからなんです。
そして、大量に摂取しなくても、少量でアクティブに作用してくれるから。

体内で形成されない「必須アミノ酸」も、スーパーフードを掛け合わせることでバランス良く摂ることができるからなんです。

オススメのスーパーフードについては、このブログでこれからも紹介していきますので、是非、生活の一部に取り入れていただけたら幸いです♡

あなたの花が咲きますように……