知識を素直に受け入れることで変わる現実がある。

食育

今日は、嬉しいお便りを頂いたので
シェアさせてください♡

突然「食育」を語り出されたけども…

私が「食育」を学び始め、少しづつ人に伝え始めていたころから
食育の話をさせて頂いている方がいます。

彼女は、お寿司屋さんの女将。
朝からお店の掃除、お客様をお迎えする支度、準備を汗だくでしていました。
お店が開店すると、1階と2階を行ったり来たり、長方形の店舗を右から左へ行ったり来たり。
休憩をする時間もままならないほど、忙しく動いている彼女。

だけど、日に日に体重が増加して、みるみるお洋服のサイズが上がっていき。
夫婦の趣味で始めたスキューバダイビングのウェットスーツは特注することになりました。

毎日忙しく身体を動かしているのに増えていく体重

毎日、夜遅くまでお客様をお迎えしているお寿司屋さん。
ご主人と女将さんの夕飯は、お仕事を終えてから。
そうなると、自然と深夜の時間に夕飯を食べることになります。
そして、仕事中の疲れから「自分ご褒美」のように、好きな食事を好きなだけ。

「はぁ〜、しあわせぇ〜♡」

と舌鼓を打った後は、go to bedroom☆ですよね!?←なぜ英語?w

大好きな食事・食べたいと思っていた物を食べる食事・疲れを癒す食事

その気持ちは、もう痛いほど・痛いほど分かります!!
その時間を過ごすために、仕事を頑張っていると言っても過言ではない!!と思いますよね!?

た・だ

その深夜の時間に食事を摂って、間も無く就寝する。
という行動は、「胃の休まる時間がない」ということ。
そして、摂取したカロリーを日中のように消費するわけではないので
翌朝の朝食までに消化される時間も少ないし、消費エネルギーも高くない。

こういった話は、私がしなくても皆さん、耳が痛いほどご存知のことだと思います。

分かっていてもやめられない・止まらない。

って思いますよね!?もちろん、私もそうです。←え??
そう、結局は、そういった生活リズムの乱れから、日中運動をしているかのごとく動いていても、その後に夕飯を食べる時間→就寝の時間までが短時間だと、消費されないエネルギーが体に溜まり、脂肪となっていくんですよね。
なので、女将は、どんなに仕事中、汗水垂らして動いていても、体重が増加していったのです。

ある日、白砂糖の話を2人にされた。

女将に白砂糖の話をした時のこと。
彼女のご親戚にも白砂糖の恐怖をご存知の方がいて
どうやら同じタイミングで「食」の話を聞いたと言っていました。

薄々、そのリアルな話に「食」への興味は持ち始めたものの
中々、注意して生活するまでには至らなかったんですよね。

「Ryokoが白砂糖は体に悪いって言ってたな〜」
「白砂糖じゃなくて、違う砂糖を買ってみようかな〜」
「白砂糖じゃない甘味をヨーグルトにかけてみようかな〜」

その程度には、日頃の生活で実践をしていたと言っていました。

それでもなかなか現実は変わらなかった…

今までの生活の中で、新たなアイテムとして「白砂糖以外」の甘味を取り入れたとしても
彼女は調味料などの裏側(成分表示)までは気にしていなかった。

ある日、彼女の身体をマッサージする機会があった時のこと。

※私は、元エステティシャンでもあるので、マッサージもできます!

彼女の身体は全身がパンパンに浮腫んでいて
皮膚が
「もうこれ以上、脂肪をいれられないよ〜」
と言っているかのようでした。

解毒が追いついていない身体

その時の彼女は、白砂糖以外にも、食事のカロリーを気にしたり
お野菜も無農薬のものにしたり、夜遅い時間には食事を軽めにすませるように努力していました。
お豆腐を自分でつくったり(←想像しただけでも美味しそう)
食べる量を減らしたり。

以前より空腹感を感じることも少なくなってきたそうです。

それでも、体型が変わらない。
何故なんだ!!

そう思っていた矢先、私と会うことになり
マッサージをする機会となったという経緯でした。

白砂糖の次は「油」の話

話を聞いていると、何故、こんなに辛そうな体になってしまったのか。
そして、白砂糖の危険については、彼女自身もだいぶ理解していたようだったので
「油」の話をしました。

植物性油脂や酸化した油を摂っていないか?

「マーガリン」は食べるプラスチックでしょ?

そういった声はよく聞きます。
分かりやすく例えるならそうだとも言えますが、それ以上の知識を持っている人は、まだまだ少ないのが現状のように思います。
そして、普段なにげなく食べている「あんなものや、こんなもの」に使われている油が、体にどんな作用をもたらすのか。それについても、まだまだ現実を知る機会もなければ、知っている人も少ない。

この油の話については、たくさん語りたいことがあるのですが、この「油」の種類が、体内の栄養素をたくさん使って消化されているという現実。
そして、そのために、常に体内は「活性酸素」に犯されている。という現状を、女将にお話しました。

その話に「はっ」とした女将。

・とんかつ」「天ぷら」などの揚げ物系をよく作っていた。
・普段使っている「サラダ油」を信用していた。
・サラダにかける程度しか「オリーブ油」を使ったりしたことがなかった。

ざっとあげても、上記のように、彼女が普段使っている油は

「オメガ6」と言われている、現代人が最も摂取していると言われている油でした。

※今後「オメガ6・トランス脂肪酸」について記事を書きたいと思っておりますが、気になる方は、インターネットで検索されてみてください。

もう、言うこと聞きます。w

私が普段から毎日摂っている「オメガ3」のパウダーがあるのですが
このパウダー、体内のオメガ3が不足している人が飲むと
青魚の生臭さを感じるんです。
逆に、飲み続け、体内にオメガ3が巡ると、匂いが気にならなくなる。
なので、このパウダーの味や匂いが、私の「オメガ3」摂取のバロメーターになっているんです。

彼女にもこのパウダーを溶かして飲んでみてもらいました。

無理ーーー!!無理!無理!くさすぎるー!

顔の近くにこのパウダーが近付いた途端に、彼女は騒ぎました。

別名「ドクターオイル」と呼ばれている「オメガ3」は人を治癒する(炎症を抑える)脂肪(オイル)と言われています。

このオメガ3の匂いを「臭い!」と言った彼女には
キッチンにあるオメガ6系の油を廃棄して「オリーブオイル」に全てを変えるように提案しました。

自分でも、こんなに匂いを感じるとは思っていなかった彼女は

「分かったよ、Ryoko。もう、言うこと聞きます。」

と言って、翌日から、油をはじめ、以前よりもっと調味料などについて
積極的に考えるようにしたとのこと。
そして、普段から仕事で沢山動いているけど
「身体を伸ばす」ということをしていなかったので
スポーツジムへ入会する!と言って、通い始めました。

するする体重が落ち始めた!

ある日、彼女から連絡があり
マッサージを受けた翌日から、砂糖と油を変えていったら
スルスルと体重が落ちた!!!と嬉しい報告が。

そして、入会したスポーツジムへも意識して通うようにしたら

6キロ減量した!

と、連絡がありました!!

ダイエットの指導をしたいわけではないんです。

私はダイエットの指導をしたわけでもないし
「食」がもたらす「健康被害」の話をしただけなのです。
そして「体の仕組み」「活性酸素の意味」「抗酸化の大切さ」のお話をしただけなのです。

彼女の体から「悲鳴」を感じたから

彼女の体をマッサージした時、悲鳴のような、体からのSOSを感じたのです。
痩せてほしい。というような気持ちではなく「幸せになってほしい」というその一心で話ました。

そうしたら、思わぬ結果?ではないですけど、体が喜んでいるそうです!!

疑いたくなる気持ちより、聞いたことを実践する素直さがもたらした現実

私も初めてしっかりと「白砂糖の恐怖」や「油の重要性」を知った時は

「なぜ、そんな物が売られているの?普通に販売されているんだから安心なんじゃないの?」

と思う気持ちもありました。
しかし、その気持ちよりも
「聞いた知識を信じて実践してみる」ということをしたんです。

なぜか?って?
それは、体の仕組みを知って納得をしたし、信じて実践をしてから
体感で判断しよう!と思ったから。

きっと女将も同じ気持ちになったんだと思います。

「口うるさいな〜」

と思うこともあったと思うのです。
それでも「Ryokoが言ってたな」と思って
日々の生活に取り入れてくれたんだと思います。

今回の女将の結果は、彼女の意識の変化と実践、そして運動をするという努力の賜物!

それでも「教えてくれて、ありがとう」と連絡をくれたこと
「食」の話を真摯に受け止めて聞いてくれたことに
私は嬉しさを感じています。

今、このメッセージを読んでくださっている方へも
私が彼女を思って話た気持ちと同じ思いで綴っています。

日々の生活のヒントになっていただけたら幸いです♡