どうも、食育アドバイザーのRyokoです。
今日のタイトルも、なかなかの、ナゾナゾ形式。w
ということで、もっと丁寧にタイトル考えなはれや！と自分に言いたい今日この頃。

解説をすると
「ビタミンC」と聞いて、みかんを食べた後に手が黄色になるのと、栄養ドリンクを飲んだ後、黄色い尿が出てくるの、どちらが「ビタミンC」が体に浸透してると思います？というお話です。

みかんを数個食べた後、手が黄色になったことありません？

私が小さい頃、みかんが大好きで、一度に数個食べていました。
そしたら、おばあちゃんに「Ryoko、みかんを食べ過ぎて、手が黄色になってるよー」と言われて、自分がみかん星人になってしまうのではないかと、本気で震えました。

なんて経験、皆さん、ありませんか？

(みかん星人については、スルーしてくれてもイイです。涙)

その現象って、どうして起こっているのか。
それは、みかんの成分が体に浸透している証拠ですよね！？
それは、なんと無く分かります？

……分かっていただけたようなので。次の質問しますね！？

(レモン100個分の)ビタミンC配合ドリンクを飲んだ後、おしっこ黄色くなりません？

レモン100個分のビタミンC配合と書かれた栄養ドリンクや、元気が出る系ドリンク(エナジードリンクなど)を飲んだ後、トイレに行ったら……真っ黄色！！！のおしっこだった。なんてことありませんでしたか？

その真っ黄色のおしっこの色が、ビタミンCの色だったら……さっき飲んだビタミンC、流れてますやん！？って思いません？？

その違いには理由があるんです

なぜ、同じ「ビタミンC」でも、果物と飲み物で違いがあるのか。
それは、消化するのに使われる栄養素の量の違いが関係しているんです！！

栄養素が吸収される順番

消化をするには、ビタミン・ミネラルなどの栄養素を使って消化をします。
なので、口にしたものが「たくさんの栄養素を使って消化しなければいけないもの(添加物など)」であればあるほど、栄養素は体内に吸収される前に、消化作業に使われます。
そして、消化作業が済んだ後に残ったビタミンやミネラルが体内に吸収されるのです。

この順番を覚えて、「みかん」と「栄養ドリンク」の違いを考えてみましょう。

みかんに添加物は含まれない

みかんを消化するのに必要な栄養素の量は、そんなに多くはありません。
もともと「みかん」そのものを食べるのに、何か添加物を加えているわけではないので、消化するための栄養素をたくさん必要とはしないのです。
なので、消化作業の後に残っている栄養素の量が多い。
そして、その栄養素を吸収するので、みかんを食べた後間も無く、手が黄色になるんです。

(遺伝子組換え系のお話は一旦横に置いて考えてみてください)