食事の時間を意識してみませんか?

食育

どうも、食育アドバイザーのRyokoです。

私は、食べるのが遅いんです!←突然の報告。w

学生の頃の記憶が定かではありませんが←え???w
社会人になってからなんですけど「お昼休憩」ってあるじゃないですか。
あの時間が大体45分〜1時間だったんですね。
それで、いつも「時間が足りない!!!」って思っていたんです。
食べる量の問題??まぁ、少なくはないですけど…人並みかと思います。爆。

以前、同僚に言われたのが
「Ryokoさんは、食べる量が多いというより、よく噛んでますよね!?」と。

自分のことって、自分では分からなかったり、自分が基準になるから
人と比べると〜。と、何が正解だか分からなくなる時がありますよね。
そんな感じでした。

それに輪をかけて、最近、自分で気が付いたことなんですけど
口内の奥行が狭い!ということ。
一口がそんなに多くは入らないことが判明。
と言っても、そんなに一口で沢山の量を食べる人も多くないと思いますが。
これは、完全なる余談です。

ということで、今回は、食事の時間にどれくらいかけていますか?というお話。
(今日は、過去の恋愛話なんかもちょっと出ちゃってます。完全なプライベートトークです。すみません。w)

時間に追われていませんか?

冒頭でも話しましたが、会社勤めをしている頃のランチタイムは45分〜1時間。
全ての時間が、食事している時間なら、まぁまぁ長いかな?と思いますが
それは、休憩として確保されている時間であって、その時間内に
移動したり、注文したり、歯磨きしたり、メイク直ししたり……
外食される方でしたら注文から目の前に定食が出てくるまでの待ち時間があったり
電子レンジでチンする方だったら、電子レンジの前に長蛇の列だったり
全てを食事の時間には当てていないかと思います。

飲食店に入ったら、待ち時間が少ない物を選ぶし
デスクで食べるなら、朝、お弁当を作る時間がなくてコンビニのお弁当とかパン

「とにかく、お腹に入ればいい」

という感じで昼食をとっているイメージなんですよね。

実際に、私は休憩時間を全て使って、移動〜歯磨きまでしていましたけど
職場に戻ると、すでにPCの前に座っている人がいたりして。
「お昼、ちゃんと食べました?」と、何度、何人のサラリーマンに声をかけてきたことでしょうか。

大体の方が「食べましたよ」と言います。
ただ、その「食べた」は「お腹に入れただけ」なんじゃない?といつも思っていたんです。

本当にワーカホリックな方が多い世の中だな〜と横目にみつつ、私は毎日、必死でお昼ご飯をよく噛んで食べていたのです。

食事を作るのも時間がかかる

まぁ、完全に私事なのですが、私は料理を作るのも要領が悪くて、時間がかかるタイプだと思っています。

とは言え、親元を離れて長くなりますし、自分のため・誰かのために料理をすることもあります。←ちょっと強がってますけど。w

それで思うのが、いつも私の母が「料理は愛情」と言っていること。

実際に自分が料理をする時に、自分のためだと思うと手を抜きたくなる時もあるけど
誰かのために作る時って、その人のことを思って作ってるよな。と。

例えば、私の経験でいうと

パートナーにご飯を作る時は、どんなご飯が喜ぶかな?とか、体調が悪そうな時は、どんなご飯が消化に良いかな?と考えながら作っていました。

甥っ子や姪っ子、友人の子ども達にご飯を作る時は、どういうおかずだったら食べてくれるかな?とか、野菜を食べてもらうには、どう調理したら良いかな?と考えながら作っていたんです。

もともと、要領が悪いので調理に時間がかかりますし、そういう事を考えながら作っているから、結構な時間「ご飯作り」のことを考えていたりしましたね。

そして、作り終えて、いざ食卓に出してみると……

食べるのが早い!!

作っているそばから、取り分けているそばから、おかずが無くなっていく…
もしくは、すでに「ご馳走様ポーズ」してる!!

パートナーとはそれで喧嘩になったこともありましたね。
私が今から食事をしようとしたタイミングで、彼が「ご馳走様」と言うのでね
一日で、ゆっくり話が出来る時間は、この夕飯の時間しかないんじゃないか?と。
その時間が秒で終わるってどういうことーーー!と。

その時に言われたのは「いつもこのペースでランチ食べてるから」だそうです。

この例えは、恋愛相談的にツッコミどころ満載なので、あまり良い例ではないですね。汗。

そして、子どもたちについても、衝撃の現実がありまして…
学校でお昼ご飯を食べる時間が15分くらいしかない。と。
私の頃もそうだったのかな〜?いや、もっと長かったよな〜?と思い出せずにいます。

けれども

その学校の方針にもよると思いますが、私の甥っ子が通っている公立の小学校では
「いただきます」の声の後、5分間は無言で食べなければいけないというルールがあるそうです。
そして、その後に会話をしながら食事をしても良いのだけど、みんなお代わりをしたいので、お代わりの列に並ぶ。と。

また、友人のお子さんが通う公立の中学校は、お弁当持参型の昼食なんですけど、お弁当の蓋を開けて閉じるまで15分だと。
だから、食べづらいおかずだと残すことになってしまう。

と、聞きました。

衝撃しかない。

確かに、食事は静かに。と言われたりもしますし、子どもなら、時には騒がしくなってしまうこともあるでしょう。
なので、無言で食べる時間を設けたのかもしれません、学校も。
しかし、そうは言っても、まぁ、短くないですか!?!?

よく噛んで食べる。という教え。

でね、思うのが、大人も子どもも、そんなに早食いで、ちゃんと噛んでるの?
ということなんです。

(やっと本題に入りましたね!?という声が聞こえてきそうですが)

1口、50回。噛む。/食事の時間は20分以上

なぜ、「よく噛んで食べる」と言われているか。
それは、よく噛むことで、食材が口内で細かく砕かれるので、消化されやすくなる。
咀嚼することは、顎を鍛えることにも繋がる。
ということは、みなさんご存知だと思います。
そして、もう一つ!
それは「唾液が出る」ということ。

この唾液には、アミラーゼという消化酵素が含まれています。
消化を助け、消化のプロセスをスムーズにする効果があるんです。

美容効果もある

ご存知方、実践されている方も多いかもしれませんが
唇と歯の間を舌でぐるっとなぞると、
小顔になる〜。と言うのを聞いたことがある方もいるかもしれませんが←美容家の方がよく言ってますよね。w

この表現で分かる方、今、ちょっとやってみてください!



唾液が出ませんか?出ました?
え?その前に舌が疲れた?


どちらにせよ、効いてますから、そのまま頑張って!!w

この方法をすることで、小顔効果ももちろんですが、消化を助ける作用まで働くんです。

私の立場から言わせていただくと、消化を助ける運動をすることで、小顔効果も得られる!ってことなんですが…w

少し余談がすぎましたね!?

唾液を意識する

というように、普段、唾液のことってあまり気にされていないと思うのですが、消化にとって大事な作用が働いているんです。

もちろん、よく噛むこと、咀嚼するということは、食べたものを歯で砕き、すり潰しますので、消化スピードが早まりますし、必要以上の胃液や胃酸を出さなくてすみます。

だから昔から「よく噛んで食べて」と言われてきたんですね。
そう言われてきたからか、私は比較的、よく噛んで食事をするので、人より時間がかかることを申し訳なく思ってきたのですが、体には優しい行為をしていたので、結果、よかったな。と、助言してくれた家族に感謝しています♡

終わりに

今回は、咀嚼「よく噛んで食べる」ということをお伝えしたくて記事を書きましたが、もうひとつは、食事時間にかける時間についても、想いがありました。

一人で食べる時間を好む方、誰かと一緒を好む方、その考えは人それぞれだと思うのですが、もし誰かと食べる時間があるのなら、その時間をコミュニケーションの場にするというのは、とても大事なことのように思うのです。

私は一人で食べる時間も、好きな人と食べる時間もどちらも好きです。
一人で食べる時間というのは、自分と会話をする時間になりますし
誰かと食べる時間は、その空間も含めて、相手と共有し、パワーチャージの時間になるような気がします。

体を作るために食べる食事だけでなく、そんな「時間」の共有も、体を元気にさせる要素があるように思うんですよね。

私自身も、ある時は毎日、すぐに出てくるファーストフード店でランチをしていた時代があります。
今、思い返すだけでも、恐ろしいことをしていたな。と思うのですが。あの頃に、今の知識があったら、肌の調子も心の調子も良かったのだろうな。と心底思います。

どうしても時間に追われがちな生活になってしまうのは分かるのですが、少しの意識の変化で、心も体も元気になるということ。

これからのお食事時間、前より数回でも多く噛んでくださいね♡

※昔、某有名外資系ハイブランドに勤めていたことがあるのですが、フランスからやってきたボスは、ランチの時に、とあるオープンテラスのカフェでシャンパンを片手に「オツカレサマー」と手を振っていました。
たまには、仕事中に、あんな風に余裕のあるランチタイムを過ごす日があっても良いよな〜と思っていたのはココダケノ話です。w