どうも食育アドバイザーのRyokoです☆
今日は、ちょっとカタカナとか英語表記とか出てきます。
でも、つまるところ、言いたいことは同じなんで
気負わず、「なんか最近、流行ってる言葉言ってるな〜」程度に
読んでもらえたら嬉しいです。
エシカル(Ethical)・サステナブル(Sustainable)って言葉を
最近、耳にしませんか?
著名・有名人が、最近「エシカル消費」「サステナブルな社会」とSNSなどで発信している言葉、耳に・目にしたことはありませんか?
私も、思い余ってググったことがあります!!←暴露。
同じ経験がある方がいるかもしれませんが……
もちろん、この記事をキッカケにググって頂いてもイイです♫w
ってことで、まず、私なりの解釈で簡単に説明しますね!?
エシカル(ethical)とは
「倫理的な」という意味。
エシカル消費の理念
環境
・自然環境を損なわない
・自然環境が良くなる
人・社会
・社会の悪(児童労働や労働搾取など)
・社会の善(助けを必要とする人々の支援をするなど促進する)
地域
・地域社会、地域経済を損なわない
・地域社会、地域経済を応援する
エシカル消費の例
環境
・自然エネルギー利用
・エコマーク付き製品
・オーガニック製品
・省エネ、低炭素製品
・国産林使用
・持続可能な森林認証
・持続可能な漁業認証
・持続可能な鉱山から採掘された鉱物使用
・etc
人・社会
・フェアトレード製品
・障がい者の作った製品、寄付付き製品
・etc
地域
・地産地消(自然エネルギー等も含まれる)
・地元商店での買い物
・応援消費
・伝統工芸
・etc
ざっと、エシカル消費(倫理的な消費)について、例をあげてみました。
この中で、みなさんがいますぐ実行できることはありますか?
今まで、みなさんに「オーガニック」について、どんな効果があって、どのように良いのか、少しずつお話してきました。
それは、体に良い。というのはもちろんのこと、環境にも良いということでしたよね。
それについては、下記の記事でも紹介しています!?
ここまで読んで、なんとなく「エシカル(Ethical)」については、理解できましたか?
「お金を払うことを通じて、社会問題の解決に貢献しよう!」と考えて消費すれば、私たちの日常が「エシカル」そのもののなっていくのです。
全て理解できなくて良いんです、雰囲気で感じてもらえれば。w
サステナブル(Sustainable)とは
サステナブルは
Sustain(持続する)able(〜できる)=Sustainable(持続可能な、ずっと続けている)という言葉の意味があります。
今、世界では「サステナブルな社会」を目指しています。
・地球環境を壊さず
・資源を使いすぎず
・未来の世代も美しい地球で平和に豊かにずっと生活し続けている社会
これが、世界が目指している社会です。
さて、ここで、今、みなさんが生活している中で、持続可能な社会がどれだけあるか、少し考えてみてください。
プラスチック製品を例にあげると、色々なところで話題になっていますね。
一つは、プラスチック製のストロー。
ある人は「リサイクルをしっかりすれば、なんの問題もない」とおっしゃいます。
しかし、私たち個人が分別しているだけで「世界」は変わるのか。
そう問われたら、なかなか難しい。
その影響は、もちろん日本だけでなく、海外へも大きな影響が出ています。
海洋生物への影響は、皆さんTVやインターネットで目にしたことがあると思います。
そこで動き出すのが、まずは大企業です。
私も大好きでお世話になっている、外資系コーヒーチェーン店では2020年までに全世界の店舗でのプラスチックストローを廃止し、紙などの非プラスチックストローを導入すると発表しています。
こうして、世界は、サステナブルな社会へ向けて動いているのです。
先日、私の好きなあるタレントさんが、こんなことをつぶやいていました。
環境問題とか全然わからんし、やってる事と言えばゴミの分別くらいで特に活動してるわけじゃないねんけど、イギリスでは出てくるもの全てが紙ストローでリサイクルのアルミ缶まであった。
@munehirovoice Instagramより引用
うちら買う側はさ、売ってるもの買っちゃうからさ。
日本でもそうなれば、うちらみんな紙ストロー使うで。経費かかるかもしれんけど、そこんとこよろしく頼むで。
え、誰?笑
このコメントを読んだ時、まさに!!そのとーーーーーり!!と思いました。
ついでにリポストもしちゃいました!!w
ただ、なかなか日本でのサステナブルな社会への動きは、諸外国に比べて遅いところもあるのです。
それは、一人一人の理解や意識の浸透に時間がかかっているということも原因かと思います。
国が動くこと、法律が変わること、企業が動くことを待っていては、時間がかかる。
そんな中で、「自分にできること」を考える人が一人でも増えていけば、社会は変わると思っているんです、私。
はい。いつもの如く、話が逸れて熱くなりました。←懲りませんな。w
そんなわけで、すこーーーし、サステナブルな社会の意味、分かって頂けましたか?
エシカル同様、雰囲気だけでもOKです!
SDGs(エス・ディー・ジーズ)持続可能な開発目標
こんな画像、どこかで目にした方も多いかもしれませんね!?
まだ見たことがない方も、これから目にする機会があると思います。
特に小学生・中学生のお子さんがいらっしゃる方は、教科書で見ることになると思います。
この「SDGs」は、2015年に国連が採択した17の目標です。
この目標は、子どもたちも含め、あらゆる人がそれぞれの立場から目標達成のために行動することが求められています。
ここで「子どもたちも含め」と出てきました。
そう、子どもたちの教育として「SDGsの達成を担う人材育成」ということを意味しています。
ESD教育の導入
Education for Sustainable Development=持続可能な開発のための教育
日本では、2020年度〜 小学校で、2021年度〜 中学校で、ESD教育を盛り込むことが決められました。
私たち大人が知らぬ存ぜぬと思っていても、子どもたちは教育として、学校で学ぶようになります。
そうなった時こそ、私たち「親世代」である大人がどんな行動を起こしているのか。
起こしていくのか。が大事になってくるように思うのです。
オススメのブロガーを紹介します
エシカルとかサステナブルとかカタカナを使わなくても、もっと分かりやすく「持続可能な暮らし」を実現している友人がいます。
「パーマカルチャー」という言葉を、彼と出会って知りました。
このパーマカルチャーという言葉も「持続可能な暮らし方」という意味。
私の「食育」「スーパーフード」とも通ずるものがあり、よくお話をしているのですが、どんな時も否定しない「三栗祐己(みつくりゆうき)さん」
それこそが、パーマカルチャー的思想なんだとか。
(否定をせず、一旦全てを受け止めて、アドバイスをくださるんですよ〜。私の心の支えです!w)
そんな三栗さんのブログで「協生農法」という記事がありました。
これもまた、エシカルでサステナブルな(←この言い方、ほんとウザいですよね!?すみません)
社会の実現の大きな一つであるな。と思いました。
終わりに
今日も、熱く語らせていただきました。
お付き合いいただいて、ありがとうございます。
先日ね、78歳の現役貿易商であり、大阪の埋立地に植樹する運動の会員でもある方とお話をする機会がありました。
その方と、「食」の話から「環境」の話、人生観など、本当に色々なお話をさせていただいたのですが、私が今、皆さんに伝えようとしている「食」の話など、普段の生活にメスを入れるような話は、なかなか浸透しにくいんだということ、しかし、続けることで必ず分かってくれる人が出て来るよ。というお言葉をいただきました。
今日のお話も、なかなか日常生活の中で意識するには難しいところもあるかもしれません。
それでも、こうして最後まで読んでいただいた方の頭の片隅に残ってくださったら、私は嬉しいのです。
ちょっとイケてる人たちが使い始めた「エシカル」「サステナブル」という言葉は、イケてる人だけの言葉じゃなくて、皆さんの生活に寄り添う言葉だということだけでも分かってもらえたら幸いです♡